HOME

川越さつまいも地蔵尊

川越さつまいもの歴史
1597年、宮古島に初めてさつまいもが伝わる。
1605年、琉球でも福建からサツマイモが伝わり、栽培されるようになる。
1609年以降、薩摩でもサツマイモが栽培されるようになり、以後九州での栽培が盛んになり、西南地方を中心にして全国に普及していく。
さつまいもは、始めは、飢饉や戦争での食糧難を救うための食料として利用された。今でも瀬戸内海の島々には、そのころの先人の徳をしのんで建てられたさつまいも地蔵が残されている。
1735年、青木昆陽が関東にさつまいもの栽培方法を伝えた。その後、川越でも栽培が始まる。
寛政年間(1789〜1801年)、江戸の町に焼き芋屋が現れ、その焼き芋用のイモとして「川越いも」が使われる。
天保年間(1830〜1844年)、さつまいもと言えば川越というほど川越のさつまいもが有名になる。このころの川越で甘藷先生として有名になったのが、川越生まれのさつまいも研究家、赤沢仁兵衛である。
明治〜昭和、交通機関の発達により川越さつまいもは全国にも配送されるようになる。
現在、宅地化によりいも畑は減少した。逆に全国からさつまいもを集め加工して出荷する産業が盛んになる。
川越さつまいも地蔵尊とは
上記のような川越のさつまいもの歴史をふまえ、さつまいもが食物繊維を多く含み健康にもよいことから、「サツマイモを食べてガンを防ごう」の願いを込めた現代版の芋地蔵の建立が地元川越のサツマイモ関係者の間で考案され、川越さつまいも商品振興会によって「川越さつまいも地蔵尊」が1995年に建立された。この年は、琉球(沖縄)にサツマイモが伝来してより390周年、甘藷先生、青木昆陽が関東に導入して260周年、更に、戦争50周年にあたる年である。
10月13日をサツマイモの日とし、その日には、この川越さつまいも地蔵尊を中心に「いも供養」、「いもの日まつり」を当寺で行います。
さつまいも地蔵尊による、ダイエット祈願・健康祈願のお守りやグッズのお御霊入れを常時承っております。ご相談ください。当寺オリジナルのお守りも数種あります。

Copyright(C)Since2006 宗教法人 天台宗 道人山三院心妙善寺 All Rights Reserved